このたび弊社では、20年古酒「琥珀の時空」を数量限定にて新発売させて頂くこととなりました。このお酒は、酒母の段階で震災に遭ったため、すぐに搾り約20年間貯蔵することで生まれた希少な純米酒です。熟成による琥珀色の美しさ、甘く独特な熟成香が楽しめます。酸味、甘味などの調和がとれたその味わいは古酒ならではの醍醐味です。
お酒の色は紹興酒のようですが、味は濃い中にもさっぱりとしてさわやかな感じさえいたします。
チーズなどにも良く合います。特にハード系のチェダーチーズなど味も濃く酸味のつよいものがお互いの旨味を引き出し美味しさを引き立てます。
どうぞ、その他いろいろお試しいただきお召し上がりいただければ幸いです。
※この商品は熟成古酒のため、普通の日本酒と香りや味わいが異なります。
レストランの控えめなバックバー
「琥珀の時空」は違和感無く置かれています。
チーズ
ハードやセミハードタイプのチーズは、さわやかな酸味、濃厚な味わいを楽しめますが「琥珀の時空」はそれらとの相乗効果によりいっそう美味しく召し上がれます。
桜もち豚の香草焼き
口の中ではじける一粒のピンックペッパーが柔らかいお肉と共に「琥珀の時空」を贅沢な味わいのお酒に変えてくれます。
鶏モモ肉の白ワイン煮込み
よく煮込んだ鶏モモ肉の淡白な味わいに「琥珀の時空」の酸味と濃厚な味わいがとびきりです。
新潟県で出来たお米をていねいに磨き、白米にします。
磨いて残った部分の割合を精米歩合と言い、精米歩合が60%以下の白米で造ったお酒を吟醸酒と呼べます。
白米を良く洗い、表面に着いている糠を取り除きます。
その後白米を水に浸け、適度に水を吸わせます。
浸漬が終わったら白米を蒸します。
蒸した後冷やして表面を硬くして水分を中に閉じ込めます。
適度な水分がある蒸し米は弾力があり、表面が粘らずバラバラになります。
蒸し米に黄麹菌を繁殖させて米麹を作ります。
麹を作る麹室の温度は最高40℃近くになります。
この麹がつくる酵素が米のデンプンをブドウ糖に変えます。
蒸し米、麹、水に酵母を加えて発酵させて酵母を増やします。この酵母がブドウ糖からアルコールを造ります。
文字通り日本酒の母と言えます。
出来上がった酒母に蒸し米、麹、水を加えて発酵を行います。
この時三段階に分けて加える「段仕込み」という日本酒独特の仕込み方を行います。
日本酒の発行はデンプンをブドウ糖に変える(糖化)とブドウ糖からアルコールを造る(発酵)を同時に行う「平行複発酵」と言います。この発酵方法は両社(糖化と発酵)のバランスがとても重要で高い技術が必要とされています。
20~30日ほどかけて発酵を終えた醪を搾って酒と酒粕に分けます。
この時に出てきたままのお酒を「搾りたて」や「ふなぐち」と呼びます。
搾り方には圧搾機を使ったもの、昔ながらの「酒袋」を使ったものがあり、近年では遠心分離機を使ったものもあります。