蔵の歳時記 夏

光溢れる、小千谷の夏

牛の角突き(闘牛)

初夏、田植えが終わる頃に小千谷では「牛の角突き」が昔から神事として行われてきました。毎年6月から11月まで6回行われます。昭和53年に重要無形民俗文化財として国の指定を受けました。
2005年は昨年の震災で既存の闘牛場が被害を受けたため、白山運動公園近くに仮設の闘牛場が作られました。

おぢやまつり

夏。日差しが眩しくなってくると、小千谷市全体が「おぢやまつり」の空気に染まり始めます。
毎年8月下旬の金曜日から日曜日に開催されるこの祭は、多くの市民や観光客で賑います。
アニメのキャラクターなどをかたどった「からくり万灯」や「民謡流し」、「大盆踊り大会」などが祭を盛り上げ、熱気を帯びた「万灯みこし」がフィナーレを飾ります。
  ■2014年の万灯はこちら»

ステージの隣には「錦鯉の里」があり、祭の間無料で解放されています。
町の広場に貯蔵しておいた雪が運び込まれ、涼しい雪のステージが作られます。

そして、夜空に光が踊る「花火大会」。信濃川の河畔から色とりどりの花火が打ち上げられます。そして、夜空に光が踊る「花火大会」。信濃川の河畔から色とりどりの花火が打ち上げられます。
新潟銘醸は日本唯一!?「錦鯉の瀧登りナイアガラ大瀑布」を打ち上げます。
今年も皆さまの目を楽しませることができるでしょうか?

■詳しくは、小千谷市観光サイト「おぢやにおいでよ!」をご覧ください。

一滴一滴に感覚を研ぎ澄ます「呑み切り」

きき酒をする蔵人たち

蔵元にとって大切な夏の行事は、毎年7月下旬に行われる「呑み切り」です。
「呑み切り」とは、春の火入れ後、初めて貯蔵タンクの呑み口の封印を切り、貯蔵されている原酒をチェックすることです。
蔵元の数が多い新潟県では、各蔵元が原酒を持ち寄る「合同呑み切り」が開催されており、各蔵元はここで酒の熟度や品質をチェックする「きき酒」を行います。
新潟銘醸もこの「合同呑み切り」に参加し、自社だけでなく他社の酒とも比較しながら今後の貯蔵酒の出荷時期や、次年度の酒造方針を検討しています。

8月に入り、稲は夏の光を受けて生長します。

むこうの稲は背が高く、なんか白っぽく見えますね。
穂先に毛が長く伸びています。この毛が白く輝いて見えているんですね。
これが「亀の尾」の穂です。「亀の尾」は背が高く倒れやすいそうです。
雄蕊がでています。この状態が開花です。つまり稲の花が咲いている状態です。雄蕊の花糸(細い部分)に付いている小さな黄色い粒は花粉です。
亀の尾から10日前後遅れて、手前側の、「コシヒカリ」にも雄蕊が出てきます。
風に乗って飛ぶ花粉はごく僅かで、ほとんど自分の花粉で受粉します。
1時間から1時間半で花は閉じ、緑色がしだいに淡黄色になる頃、中に玄米ができてきます。